なんか就職活動的な

 
工場見学へ行ってきました。
でっかいことは良い事だってんで、とりあえず見に行かせてもらったわけですよ。
 
到着後
「広ぇーー!」
「敷地内に信号器が!?」
「っていうか鉄道が!?」
とまぁ、一同それなりにテンション↑↑な感じ。
 
しかし、プラントが近づいてくるにつれ、異様な風景に圧倒されはじめる。
 
(ガゴォオオン!・・・ガゴォオォン!)
 
響く爆音。
錆まみれで駐車されている自動車。
生気のない木々。
曇って何も映さないカーブミラー。
立ち込める濃厚な霧。
そぼ降る雨。
まばらな人影。
 
 
そう、そこは・・・サイレントヒル
 

さらに、姿を現す巨大施設。
うねうねと走るパイプ。
 
まさにFF7のミッドガ。 
 
高度にオートメーション化されたラインの中を、赤く焼けた鉄板(というか巨大な鉄塊)が走っていく様は圧巻。
恐ろしいほどだった。
輻射熱がジリジリ来るわ、冷却水が蒸気を生んでモワモワだわで、てんてこ舞いである。
先ほど霧と表現したのも、全てこの蒸気だったわけですね。
しかも、敷地内のそこらじゅうから噴出していた。
 
ハリウッド映画顔負けの風景を目の当たりにできる機会などそうそう無いだろうし、とても幸運だったと思う。
とにかく、もの凄い迫力だった。
(そんな中、狙撃ポイントとか探していた私は、きっとかなりの罰当たりなのであろう。)
 
話をしてくれた社員さんも、とても話しやすく気の良い人ばかりだった。
そして気を弛めてしまった私は、お食事会でお酒を薦められるがままに飲んだ。
薦められるがままに飲んだ。
ワインのグラスとか倒した。
駄目男の面目躍如だった・・・。