ハイキング編

コテージ外のベンチで目を覚ましたScarlet。
朝から空元気一杯だ。
珍しく朝ごはんを食べ、目指すは山中の洞窟。
これほど心躍る場所はそう無いぜ。
 
最初の目的地はコウモリ穴と言う、なんとコウモリの住む穴である(まんま)
ヘルメットを装備し、防御力アップ、気合十分。
いまいち存在意義のわからない自動改札を抜け、樹海の中を突き進む。
ちなみに、Azのヘルメットの着こなし様は半端ではなかった。
360°、何処から見ても少年探検隊である。
僕は息を飲んだね。
 
コウモリ穴の中はヒンヤリとして心地よく、しかし如何せん天井が低かった。
ヘルメットのせいで身長が普段より水増しされていたため、ゴツゴツと頭をぶつける。
逆に危険なんじゃないか?これ。
個人的にはコウモリの襲来を期待していたのだけど、昼間ということでスリープモードだったみたい。
足場の悪さに苦戦してる連中を観察したり、溶岩の美しさを見るといった楽しみ方に留まった。
ちょっと残念。
 
次の目的地、風穴へは徒歩で移動。
ヨモギを磨り潰して体に塗ると虫除けになるんじゃよー、という漫画知識を実践しようとしたところ、皆が避ける。
しかたなく自分に塗る。
・・・くさい。
 
売店のフランクフルトの不味さに絶句した後、風穴へ降りてゆく我々。
コウモリ穴とは比べ物にならない程の冷気。
これなら冷蔵庫として機能するのも頷ける。
そして案の定、頭をぶつけるScarlet。
・・・いたい。
 
その後、少し時間が余ったので樹海を散策。
筋肉痛もなんのその。
「自殺はダメ、絶対!」
てな看板を発見。
さすが樹海。
戻りのバスを降りてから、湖で水切りなぞして遊ぶ。