研究室を8時過ぎに出て、サークルのラウンジへ向かう。
僕が所属している理工学部から、ラウンジのある校舎までは自転車で7、8分。
これが脚が遠のいてしまう理由なのだが、最近の僕は小まめにラウンジへ顔を出す存在なのだ。
(寂しいとかって訳じゃNAIYO)


困ったことに、結構な雨。
だがしかぁし、珍しくも今日は傘を携帯。
凄い。
(普段は持ってない。天気予報なんて見ないし、僕は雨だろうが雪であろうが
 自転車と共にある人種なので、傘など煩わしい存在でしかないのです。)


とは言うものの、有るなら有るに越したことはない。
鼻歌なんぞが漏れ出る余裕も生まれるってもんよ。


しかし順調に思えた道程、傘を握る手に不意に嫌な感触。
次の瞬間、グリップのところで傘が


もげた━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!


運悪く坂道だったが故、自転車は結構な速度を誇っていた模様。

昇り竜の如く飛び去る傘。





そうか、君は自由を知ったんだね。




・・・ところで、グリップ部分はどうしたんだっけ・・・。