ハウルの動く城

ハウルの動く城 [DVD]

http://www.ntv.co.jp/howl/
ストーリー

　魔法…それは聖なる力。
　魔法…それは未知への冒険。
　魔法…そしてそれは、勇気の証！

　
しまった、これはマジレンジャーのナレーションだ！
　
　
・・・見ました。
図らずもヴェルビルからお婆ちゃんモノの連続となります。
　
Sanguineは映画の事前情報収集を極力控えるタイプです。
何事も未知の部分を残しておく方が楽しめますからね。
しかし、ジブリ作品のような話題性が高いものは苦労するぜ。
　
とは言え、TVや街中で流れてる映像やネットには極力目を瞑ったお陰で、

1. ソフィーが呪いによってお婆ちゃんになる
2. 「ハウル＝キムタク」なのじゃよー

程度に抑えることに成功しました。
うむ、頑張った。
　
　
最初に目を惹かれたのは相変わらずの映像美。
質感や力をここまで再現できるってのがどうしようもなく凄い。
キャラクタの動きも滑らかかつ表情豊かで惚れ惚れします。
些細なシーンでも飽きがこない。
　
声優で一番良かったのは荒地の魔女かな。
ていうか役者さんが既に魔女ｗ
ハマリ役過ぎる。
次いでカルシファー、マルクル。
キムタクさんも軽薄なセリフがマッチしてて割りと良かったと思うんじゃよ。　
ソフィー役は若い時が不自然だという意見があるけど、若いときに合わせたら「声に張りのあるお婆ちゃん」という、それこそ不自然な生命体になってしまうと思うね。
シーン的に、声優二人で分担して演じるのも無理だし。　
お婆ちゃんメインだったのだから妥当な配役かと。
　
ストーリーは他のジブリ映画に比べると軽め。
リラックスして見れます。
ただ、大分圧縮したであろうことによる軋みがいくらか見受けられた。
お婆ちゃんになったソフィーが急にアクティブになってたり、ハウルと恋仲になってたり？
（見ている間はそれほど気にならなかったけど。）
　
好きなシーンは「ゆきたまえ」、「カゴメカゴメ」、「城再構築」。
カゴメカゴメはBGMも好き。
僕は音楽に疎いのでジャンルが解らないけど、なんというか、アディエマスみたいな・・・（？）
カラクリ屋敷好きなので、城自体も気に入ったよ。
ハリポタの時も思ったけど、こういうギミックのある建物はワクワクする。　
　
とにかく観ていて飽きない良い映画でした。
エンドにも文句無いですよ。